2011年2月1日火曜日

【最新テレビ事情 10の疑問】バラエティーの出演者はなぜ同じ顔ぶればかりなのか

いとうあさこは今年が勝負だろうな。楽しんご、マツコ・デラックスにしても同じ。メディアへの露出が多すぎる故に飽きられるのも相当早いと思われる。最近見てあっ終わる!と思ったのは楽しんご。仲居の番組で感動話をやってたんだけど・・・エドはるみも同じ事やってたよ・・・。

「どのバラエティーを見ても同じタレントばかり」――ウンザリしてテレビを消してしまう視聴者も多いのでは。吉本芸人らがスクランブル状態で顔を出し、番組をもり立てるのは少し前はおバカタレント、最近はドドスコの「楽しんご」、“浅倉南、40歳!”が持ちネタのぶっちゃけキャラ「いとうあさこ」、女装家の「マツコ・デラックス」らが連日のように番組に出演している。
 では、テレビはなぜ同じような顔ぶれのタレントを使いたがるのか。どの局もプロデューサーとディレクター、放送作家らがアイデアを出し合う“全体会議”を通してゲストを決めていく。この過程で番組を盛り上げるために必要なタレントをバランス良く配置しようとする。そうするとどうしても同じタレントの名前が挙がるという。
 バラエティー番組に精通している放送ジャーナリストの文野綾冥氏が言う。
「番組を印象づけるタレントの“出演枠”は『デブ』や『高学歴』『セレブ』などで、それぞれのキャラの枠は基本的に1つしかありません。例えば今のマツコ・デラックスの枠は少し前はKABA.ちゃんや假屋崎省吾の定位置でした。が、昨年までにIKKOら数々のオネエ系タレントが競い合った結果、マツコが一番数字(視聴率)を持っていることが分かった。現在は楽しんごとオネエ僧侶の水無昭善が後に続く展開になっています」
 高学歴タレントは、昨年末に麻木久仁子が不倫騒動で自滅したことで真鍋かをりが株を上げている。
 では、いとうあさこのひとり勝ちはどういう理由か。これは昨年来の特徴で、「エンタの神様」(日テレ)や「爆笑レッドカーペット」(フジ)などネタ番組が終了したことが大きく影響している。
「いとうはネタ番組が終了するギリギリのタイミングでブレークしました。そのおかげで後輩芸人の突き上げとライバルの妨害が減って、他の芸人よりも多くのチャンスを手にしました。ラッキーなパターンといえます」(前出・文野綾冥氏)
 かくして、チャンネルを変えても同じような番組のオンパレード。中高年が「同じような番組ばかりで見るものがない」と嘆くのももっともだ。

はるな愛が「実はニューハーフになりたくなかった」過去を告白。

そんなん別にどうでもいいよ。ニューハーフになっちゃったんだから過去どうだったなんて事を今更明かさなくても別にいいんじゃないかと思うよ?まあ別にいいんだけどね。

タレントのはるな愛がテレビ番組でニューハーフになるきっかけとなった過去の体験を明かした。

はるな愛は2009年に「ミス・インターナショナル・クイーン」で優勝して世界一美しいニューハーフの名を手に入れた。昨年は「24時間テレビ 愛は地球を救う」で初のニューハーフマラソンランナーとして感動のゴールを果たす。
着実にニューハーフタレントとして人気を得てきたはるな愛だが、実はニューハーフになる気はなかったというのだ。
3月6日に放送された「ボクらの時代」で友人の藤原紀香らと共演したはるな愛がその過去を明かした。

はるな愛の大阪の実家はお好み焼き屋であるが、彼が中学2年生の頃に一時『飲み屋』をしていたことがある。
その店の常連客から「ケンちゃん(はるな)みたいな女っぽい男の人がやってる店がある」と連れて行ってもらったのがニューハーフの店だったのだ。
彼はそれまでにテレビでニューハーフタレントの草分けといえるカルーセル麻紀などを見て「ニューハーフ」の存在は知っていた。しかし「私は女になりたい。こういう人にはなりたくない」と自分とは無縁だと思っていたのである。
だが、その店で見たニューハーフ達は彼のイメージをガラリと変えた。女性と同じくキレイにメイクして楽しそうに踊るニューハーフを見て彼は「わたしもここで働きたい」と思ったのだ。
彼はこの出来事がきっかけで、高校を中退するとショーパブ「Tootsie」梅田店で働くことになった。

数年後、芸能界に入る決意をしたはるな愛は店をやめて上京するが、芸能人としての仕事も無くビルの清掃などのアルバイトで暮らした。
やがて資金ができたところでバーを経営するが客は少なかった。そんな時に「男の声を出してボケると客が来るようになった」ことがはるなの芸風の基となるのだ。
その頃はまだ女性らしい甲高い声も出ていたのだが、ある日ポリープができて現在のような低い声しかでなくなった。
しかし、それを機に「自分は男なんだと受け入れることができた」とはるなは明かす。
「認めたくなかったことを認めたら周りとうまくいくようになった。全部が動き出した」と言うのだ。
「それまで、自分が作った狭い世界に閉じこもった」と本音を話すはるなに、友人の藤原紀香が「よう頑張ったな」としみじみと伝えた。
紀香はもう一度「ありのままの自分を受け入れないと、人も受け入れてくれないっていうことね」と自分に言い聞かせた。そして「そこまでは聞いたこと無かったわ」と言うと、はるなが嬉しそうに「そうだっけ?」と返したのが印象的だった。

タレントとして独自の道を確立したはるな愛の魅力の秘密は、そんな苦しみの中から生まれていたのである。

さまぁ~ず大竹の結婚でリンカーンメンバー最後の独身になった、キャイ~ン天野の憂鬱。

天野は料理ができたりしっかりしているイメージが強いからね。たぶんそれだけじゃないんだろうけど色々難しいんだろうな。でも個人的にキャイーンは大好きなので早く結婚できるといいですな。

お笑い芸人の大竹一樹(さまぁ~ず)とフジテレビアナウンサーの中村仁美が、8日入籍したことが明らかになった。これでリンカーンメンバーの中で独身なのは、天野ひろゆき(キャイ~ン)だけとなった。天野は3月10日付けのブログ「amablo」内で、現在の心境を語っている。

天野とプライベートで親しくしている林家三平と細川茂樹も、今年になって結婚相手が公になっている。偶然とはいえバタバタと天野の近しい人たちの結婚が決まり、天野本人より周りが気を遣っているらしい。それがヒシヒシと伝わるだけに、天野もブログで「大丈夫です。励ましのメッセージありがとう。」と述べている。

大竹からは数日前に電話で、「天野、先に行って待ってるよ。」と結婚の報告をしてきたそうだ。さり気なく温かい言葉に、大竹の優しさが伝わる。大竹には、結婚するなら事前に教えて欲しい―と伝えてあったのだ。

天野は気さくな性格で友人も多く経済観念もしっかりしているし、料理も上手いが家事に口うるさいタイプではない。ただひとつ、極端な面食いであることが結婚できない理由だと言われている。結婚願望が口ほどにもないかもしれないが、遊び仲間が減っていくのはやはり寂しいのかもしれない。独身天野の最後の頼みの綱は、どうやら岡村(ナインティナイン)らしい。

第二弾!

鈴木おさむの番組はお試しか!が好きだったね。ここでだったと言ったのは現在はつまらないからだ。なんかどんどんクオリティが下がって言ってるのをヒシヒシと感じるのです。ゴールデン上がる前は面白かったのになあ。

〈「やろうと思ってた」と「やる」の間には実は大きな川が流れている〉

お笑いコンビ、イエローハーツの甲本が、漫才もコントもすべて含めてネタが1番おもしろい人を決定するコンテスト「笑軍天下一決定戦」の出場を決めたときのセリフだ。

そんな芸人もコンテストも聞いたことないって? それもそのはず。これは本日3月11日発売。放送作家鈴木おさむの小説『芸人交換日記~イエローハーツの物語~』の話なんだから。
テレビで活躍することもなく、30歳を超えて未だ無名のコンビが、お互いの絆を深めていくために、交換日記でお互いの言いたいことを言い合っていく。それが『芸人交換日記』。
物語は日記形式で進んでいく。
4月1日に甲本(ツッコミ)が日記を書き始め、田中(ボケ)の家のポストに置いてくる。
最初の返事が返ってきたのは4月3日、もらってから2日経っている。しかも田中がまともに返事を書き始めるのは4月12日から。それまではずっと〈嫌です〉。〈日記じゃなくて、メールでいいんじゃないですか?〉ともあって、それはもっともだ。嫌なのにちゃんと日記を書いて、律儀にポストに投函していく田中。いい人。

日記中にまるで漫才のような掛け合いもあったり、ふたりのテンションがそのまま伝わってくる。本当にこのお笑いコンビがいると錯覚しちゃうんだよ。
これはやっぱり、作者が多くのお笑い芸人を見てきた鈴木おさむだからだろう。何百組もの若手と触れ合ってきたから「若手芸人はここでこう考える。こういう行動をとる」ってのがわかっているんだろうな。
先日、鈴木さんにインタビューする機会に恵まれたのだけど、芸人と飲みに行ったり、仕事について語り合ったエピソードが多かった。「え、あの芸人さんと!?」って人が多くて、ちょっと内心ドキワクしてたミーハーです。
芸人のことが好きで、芸人たちからも信頼されているからこそ、この「芸人交換日記」を書くことができたんじゃないかなあ。

甲本は自分でネタを書かないタイプの芸人だ。
仕事がない日は何をしているかというと、コンパや風俗三昧。金融会社の限度額も一杯。バイトにもいかずに彼女のヒモ状態、という絵に描いたようなダメ人間。
そのダメっぷりにイラっとするときもあるんだけど、たまに見せるお笑いへの真剣な考えがかっこ良くて、なんか許せちゃうんだよ。
〈正直、俺はネタを考える能力はない。今、イエローハーツにとってのキャッチーなネタを作らなきゃいけないってのも分かる。
でも、俺にはその力がない。お前が一番分かってるだろ? お前の力になってやれない歯痒さもある〉
売れてるコンビは名前に「ん」が付いている法則から、自分たちのコンビ名も「イエローハンツ」とか「イエロンハーツ」にしようとか提案してみたり。馬鹿でどうしようもないんだけど憎めないやつなんだよなあ。
TSUTAYAで働いている田中のカバンのなかに、こっそり自分が借りていたAVを入れる甲本。延滞料金が5000円と知って、立て替えてもらうためにやったのだ。
そんな馬鹿なことをやっているうちに、イエローハーツにとって最大のチャンスがやってくる。
それが「笑軍天下一決定戦」だ。この大会に優勝すればテレビのレギュラーも保障されていて、間違いなく生活は安泰。田中はもうTSUTAYAでバイトしなくていいし、甲本もヒモ生活からおサラバできる。
でも、甲本はどうしても出たくない。出ても勝てないの一点張り。
甲本が「笑軍コンテスト」に出たくない理由。それは、今回こそ本当に、失敗したらあとがない「最後のチャンス」だったからだ。
今までの芸人人生で良いことはまるでなかった。その上最後のチャンスにチャレンジして、それすらもダメだったら、さらに自信がなくなる。
自信がなくなってまで芸人を続けられるのかと葛藤する甲本。

甲本はかつて、M-1の準決勝で大事なツッコミの最中に2回も噛んでしまった。そのせいで減点され、落ちたと思い込んでいるのだ。「笑軍」をビッグチャンスだ、と思うより先に、ミスをした自分のトラウマを思い出してしまう。
田中が〈笑軍コンテストに出るの、怖いんですか??〉と尋ねると、〈ふざけんなよ!! 怖いはずないだろ!〉と甲本が返す。
〈やっぱり怖いんでしょ?〉〈怖くはないって。しつこいぞ!!〉
このやりとり。10月8日から9日にかけて、ふたり合わせて12回、つまり6往復も日記をやりとりしているのだ。書くたびにお互いの家に行きポストへ入れにいく。はじめの〈嫌です〉が嘘のように盛り上がっている。
しかし、田中が〈M-1の準決勝のこと、まだ気にしてる?〉と聞き、その返事が帰ってきたのは10月11日、2日後だ。

わー、リアルだよなあ。俺は交換日記の経験はないんだけど、好きな人や親しい人からのメールにはすぐ返すのに、ちょっと面倒くさいなってメールだと「あとで返せばいいや」とか「返信いやだなあ」って考えちゃってそのまま放置しちゃうのに似ているよね。
〈芸人……ってすごい仕事だよな。売れてなくて借金が膨らんでいっても、「芸人やってます」ってことで安心できる。それでOKにしてる自分がいる〉
〈無職の人も、仕事がない芸人も同じなのに、芸人って名乗るだけで、みんな夢への切符を持ってるって思い込ませてる〉
コンテストで負けたら、自分には芸人の才能がないと気付かざるをえない。それが怖い。
甲本は、知り合いの元芸人の〈芸人の才能はなかったけど、やめる才能くらい持っていたい〉という言葉がずっと引っかかってきた。
悩んでいると、中学のときの先生に聞いた言葉を思い出す。
〈やろうと思ってる人は一杯いて、それを実行に移す人はほんの一握りなんです。「やろうと思ってた」と「やる」の間には実は大きな川が流れているんですよ〉
「いつかやる」「明日から本気出す」と言いながら結局何もしない人は多い。お笑いのことが大好きで、名前だけの芸人なんて絶対に嫌だ。〈このままじゃ、芸人やってるくせに、実際にはな~んにもやってなくて、「やろうと思ってる芸人」になっちまうもんな。だから出る。笑軍コンテスト!!〉と出場を決める甲本。
しかし、甲本はこのあと「夢を諦めなきゃいけない」事態になっていく……。

「夢を諦めるのも才能だ」と本書では言っているけど、「夢を見つづけて努力するのも才能」だし、「この仕事がやりたい!」って夢を持っていることがそもそも才能だと思う。
だって俺はなんにもやりたいことがなくて、なんかいつの間にかフリーライターになっていたから。でも、今はそれが楽しいんだけどね。
『芸人交換日記』は、夢を持っていたけど特に今は何もしていないって人に読んでもらいたい。そして「夢を持っていた」ってこと自体がすでに才能だったんだって思い出して欲しい。諦めるのも続けるのも、そこからじゃないのかなあ。

はじまりはじまり~

フリーになったりするのも色々大変なんですね。どこの世界も頑張りがなによりも重要なんだな。ストレスにやられちゃわないように頑張ってください。四面楚歌はいやですね

日本テレビ公式HP「アナウンスルーム」より

 3月いっぱいで日本テレビを退社する羽鳥慎一アナウンサーが、その翌月から他局であるテレビ朝日の"朝の顔"に登場する異例の転身だ。

 羽鳥アナが登場するのは、テレビ朝日の朝の情報番組(タイトル未定)。3月で終了する『スーパーモーニング』に代わって4月にスタートする後番組で司会を務める。

 羽鳥アナと言えば、2003年から『ズームイン!!SUPER』の司会として、日テレの朝の顔として人気だったアナウンサー。これまで他局を辞めたアナは一定期間を経て起用するのが慣例だったが、今回は退社翌月からライバル番組に移動するという前代未聞の移動だ。

 羽鳥アナが日テレ退社する噂は昨年秋ごろから業界を巡っていた。局内の年棒制度改訂によって、1,200万円の年棒が900万円にダウンしたことが理由だとも囁かれた。オリコン調査の「好きな男性アナランキング」では5回連続ベスト3の羽鳥アナとあって、フリー転向は確実視されていたが「早くから宮根誠司がバックアップする動きがあった」と証言する日テレ関係者もいた。当然、今回の転身で年収が倍以上にアップするのは必至だ。

 しかし、そうもすんなりいかないのが世の中だ。受け入れ側のテレ朝では、現場に嫌悪の色が出ている。新番組を担当予定のディレクターは「自局に人材がいるのに、なぜ他局の人間に高い金を出してわざわざ引っ張ってくるのか理解できない」と憤っている。

「過去にもウチは、他局からフリー転身した女子アナを使って、自局の女子アナが『悔しい』と号泣するようなことがあったのに......」

 『スパモニ』は18年も続いてきたテレ朝の長寿番組。それに代わる新番組の重要な役には「自分が」と思った自局アナもいただろう。

「それがよりによってライバルアナに奪われたんですから、ショックを受けた男性アナもいます」(同)

 これは制作スタッフも同様だ。「仕事をするモチベーションが下がったので、これを機に辞めます」と、中にはテレビ仕事から離れる人間まで出ているというのだ。

「テレビマンは給料の高い局員ばかりじゃないですからね。関連会社所属だと、一般企業と比べても安い給料で朝から晩まで働いていたりする。ウチの情報番組は地味かもしれないけど堅実な路線でやってきて、そういう仕事に誇りを持ってきた者もいるんです。正直、羽鳥アナはミーハーなキャラですから、一転してエンタメ路線にしろと言っているようなもの。
やる気をなくす人がいても無理はない」(同ディレクター)

 多くの人間が関わる番組作りという作業は、裏方の熱意があってこそ完成度が高くなるもの。開始前からこの状況では現場のギクシャクが番組のクオリティを落としかねない。下手すれば周囲は敵だらけ......収入アップの羽鳥アナも、あまり浮かれてばかりはいられなさそうだ。