2011年4月18日月曜日

「犯人は少しでも募金を! 」狩野英孝カバン盗難の被害に遭う。

正直こういう状況でこういうことをする人間の下衆さが許しがたい。人間の価値がこういう形で露呈する事に犯人は気がついているのだろうか?

狩野英孝が、カバンの盗難被害に遭っていたことを自身のブログ「狩野とアルいてく」で明かした。

狩野は、4月17日「カバン」というタイトルで事件の詳細について綴っている。静岡での仕事が終わり山口に向かう途中であった。新幹線に乗り仕事の疲れもあったせいか、うっかり寝てしまった狩野。目覚めたときには時すでに遅し、もうカバンが無かったというのだ。カバンの中には財布、家の鍵、カード、免許証、保険証、ネタ帳、仕事の書類などなど貴重なものが沢山入っていた。

山口県の交番に被害届を出したが狩野は「多分見つからないだろうな」と肩を落としている様子だ。また狩野は今週中にボランティアで地元宮城県に車で帰る予定だったが、今回の被害で免許証もない。また現金が結構入っていたというので、更にショックに追い打ちがかかる。しかし狩野は「自分の管理不足もある」と非を認めながら、最後にブログでこう呼び掛けている。「盗んだ現金全部あげますが、ちょっとでいいんで募金してください。よろしくお願い致します。 」と。

窃盗は許し難い犯罪である。しかし狩野は少しでもそのお金を募金してほしいと、どこまでも地元や被災地のことを想いながら暮らしていることが分かる。

狩野は4月8日の日記で、地震により実家の神社の鳥居に更にヒビが入ったことを明かしている。またテレビ番組では同じ宮城出身サンドウィッチマンと東日本大震災についての対談をしている。

狩野は今も余震が続いている中、地元が心配でならないであろう。そんな中での今回のカバンの盗難はかなり痛手だったに違いない。狩野のカバンがそのまま戻ってくるのは現実的にはとても難しい。犯人は募金をしてくれるだろうか。彼のブログやこの記事を読んで気持ちが変わったのなら、狩野のカバンをそのまま返して欲しいところだ。今の狩野には多くの使命があるのだから。