2011年7月24日日曜日

“マルモリ”20万枚超!34年ぶり快挙

ドラマというか踊りで売れた感の強いマルモだけど個人的には嫌いじゃない

人気子役の芦田愛菜(7)、鈴木福(7)によるユニット「薫と友樹、たまにムック。」のデビュー曲「マル・マル・モリ・モリ!」が25日付オリコンシングル週間ランキングで自身最高の2位を獲得。累計売上25万枚を記録したことが20日、分かった。10歳以下の子供が歌ったシングル曲の20万枚突破は、川橋啓史(当時8歳)の「山口さんちのツトム君」以来、34年9カ月ぶり。小さな巨人が快挙を達成した。

 フジテレビ系ドラマ「マルモのおきて」でかわいらしい双子を演じ、最高平均視聴率23・9%(ビデオリサーチ、関東地区調べ)に大貢献した愛菜と福が音楽界でも“金字塔”を打ち立てた。 ドラマ主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」は5月25日に発売され、6月6日付シングル週間ランキングで初登場3位を記録した。2人がキュートに踊る「マルモリダンス」が老若男女にウケ、今月13日には、DVD付初回限定盤が新たに発売されるなど、マルモリ人気が継続。発売8週目の今月25日付オリコンで、前週9位から大きくジャンプアップし自身最高の2位を獲得、17日までの集計で25万枚に達した。

 10歳以下の日本人アーティストのシングルが累計20万枚を突破したのは、NHK東京児童合唱団に所属していた当時8歳の川橋啓史が1976年6月に発売した名曲「山口さんちのツトム君」(23・2万枚)以来、34年9カ月ぶり。海外アーティストを含めると、“エマニエル坊や”の愛称で日米で活躍したエマニエル(当時6歳)の「シティ・コネクション」(81年7月、33・8万枚)以来、29年10カ月ぶりとなる。

 ちなみに最高記録は皆川おさむ(当時6歳)が歌った「黒ネコのタンゴ」(69年10月)の223・5万枚。2位は人気子役だった斉藤こず恵(当時8歳)が川橋のリリース翌日に発売した「山口さんちのツトム君」の49・9万枚だ。

 現時点では歴代5位だが、愛菜と福の“マル・モリ”はまだまだヒット街道をばく進中。年末の紅白歌合戦に出場すれば、数字が飛躍的に伸びる可能性があり、記録更新が期待される。