2011年8月23日火曜日

松嶋菜々子 CMで暮らし、仕事を選り好みしてきたツケが回ってきたか

 まあ働かざるもの喰うべからずやって言葉は非常に含蓄ある言葉だと思うよ。

仕事がないので譲歩したのか、それとも新しい役作りへの挑戦か。
 松嶋菜々子(37)が2年ぶりに連続ドラマに主演する。その役柄がなんと家政婦というので驚きの声が上がっている。
 タイトルは「家政婦のミタ」(日本テレビ)で笑わない、媚びない、色気もない、しかも、無口で無表情な三田灯(あかり)というキャラ。派遣された問題山積みの家で黙々とトラブルを解決して、お礼を言われても請求書を無表情で差し出す中年女役である。かつて“3高女”や女医を演じてきた松嶋が「家政婦は見た」の市原悦子を連想させるドラマに出るというのだから衝撃が走って当然。今年1月「笑っていいとも!」に出た際、目尻のしわが目立ち、松嶋は女優として劣化したとネットで騒がれた。そんな声も自ら織り込んだということなのか。
 これまで松嶋とパイプがあるのは、フジテレビ、TBS、NHKで、日テレは単発の「火垂るの墓」(05年)があるくらいで連ドラは初めて。2年前にフジ「救命病棟24時」で主演。これまでの出演経歴からいって復帰はフジとみられていたし、意表を突く家政婦だけに、何があったのかといわれて当然だろう。
 松嶋は長女が有名私立小学校に入学し、家賃150万円の都心のマンションに引っ越した。いつまでも1つ減り2つ減りしているCMだけで生活していくのは不安に違いない。夫の反町隆史の連ドラもパッとせず、松嶋は重い腰を上げるしかない状況もあった。最近は電話営業までしていたという情報もある。
「刑事ものが中心になっている今のドラマ界でそもそも女優の仕事が減っている。主役の話も簡単には来ないし、ギャラも下がっている。そんな中で松嶋は今回の仕事を受けるしかなかったのではないか。もしコケたら他局のドラマ主演も難しくなるだろうし、今回はまさに正念場です」(放送評論家の金沢誠氏)
 仕事はCM偏重で、ドラマは選り好みして単発で出てきた。これまで怠けたツケが今、回ってきたのか。