2011年6月21日火曜日

「笑っていいとも!」はもう限界か

だったらもういいんじゃないかなって気もするけどなければないでさみしいのかもしれないなあ

タモリはやる気がないし内容も宣伝ばかり
 フジテレビの「笑っていいとも!」が苦戦している。6月14日昼の視聴率は「ひるおび!」(TBS)がトップの7.2%(ビデオリサーチ調べ)で、2位も「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日)に明け渡し、「いいとも」は3位になってしまった。「いいとも」では今週月曜から金曜まで連ドラ「マルモのおきて」(フジ)の出場権をかけ、番組中に子役のオーディションを行っているが、しょせんは番組宣伝。PRしか頭にない番組の体質が足を引っ張った格好で、被災地の新情報や刻々変わる放射能汚染の実態を放送する「ひるおび」「ワイド」に視聴者が流れるのも当然か。
 6月15日はやや巻き返し、「ひるおび」と同率で並んだが、内容的に盛り上がりに欠けた。山口智充の独り善がりの芸は受けず観客も乗り切れなかった。お約束の「え~」はすぐに途切れ、拍手も元気がなかった。
 このように、今の「いいとも」はトップを維持できない状況が続いている。関西では4年ほど前から頻繁に「ワイド」が「いいとも」を抜いている。
「タモリそのものが権威になり、レギュラーは『いいとも』に出ることで自分のポジションが上がったと錯覚し、それをアピールしています。タモリに対するレギュラーの気の使いようは嫌らしいのひと言です。また、最近はタレントの個人的なPR案件や、フジが絡んだドラマや映画の“宣伝用番組”になっていて、視聴者不在の番組といえます」(芸能評論家の金沢誠氏)
 還暦過ぎたタモリには笑いをとろうとする意欲が見えず、ますます無気力な日が多い。
 後任の司会に中居正広の名前が浮かんでは消えている。いつ打ち切られてもおかしくない状況ということか。