2011年5月6日金曜日

さしこのくせに......なんかヘンだ!? ヘタレキャラでブレイクのAKB48指原莉乃に精神不安定の兆し

色々と若い内から体験すると本人のためになる事とならない事が明暗分かれてきてしまうんでしょうね。彼女の場合どちらなのか?それはまだわかりません。

 指原莉乃のブログ「指原クオリティー」が何だかおかしいことになったのは、4月20日21:20の記述あたりから。引用すると、

「変化していると思います あまりよくないほうに。何見てもおもしろいワードもでてこないし なんでしょうこれ 所詮はいなかから出てきた女だからね... センスないしね...がんばろう指原」

 と、おしまいの一文は前向きに締めてはいるものの、ネガティブ丸出し。翌日には

「人は悩んで 成長するものなんだと思います きっと贅沢な悩みです 指原は元気です」

 と、元気のかけらも感じさせない記述となっている。

 指原莉乃といえば、AKB48の不発の核弾頭。その不発ぶり=ヘタレな性格がウケて、「週刊プレイボーイ」からのSP写真集『さしこのくせに生意気だ』(集英社)をリリース。へタレキャラを武器に、AKBの中でピンでは初の冠番組『さしこのくせに~この番組はAKBとは全く関係ありません~』(TBS系)もスタートさせている。

 北原里英、小森美果、高城亜樹などの中堅ドコロに位置するメンバーの中では最も露出が多いし、バラエティー系番組の出演率に関しては前田敦子、大島優子をしのぐ勢いだ。そんなさしこが、なぜ......!?

 まずひとつあるのは「いじられ疲れ」だろう。

 「週プレ」が"さしこのくせに生意気だ"とキャッチをうたった時から、指原莉乃にはのび太キャラが付きまとうことになった。

 いわゆるいじられ(いじめられ)キャラで、AKB名物の握手会などでは、コレまであまり口外していなかったものの、暴言を浴びせかけられて落ち込むことが多々あったという。街中で出川哲朗を見掛けたら「殴っても許される」と思うような、バラエティー番組と現実の区別がつかない輩がAKBファンにもいるということだ。

 加えて、多忙であるが故のメンバーからの風当たり。

 AKBが歴代のパーソナリティーを務めてきたラジオ番組『今夜は帰らない...』(CBCラジオ)では、指原莉乃、小森美果、佐藤すみれがレギュラーだったが、指原だけが多忙のために休む回が多かった。

 全8カ月、36回の放送で12回も休み、6週間連続で休んだこともある。トークのコンビネーションが重要なラジオ番組でこれは痛く、担当期間は短命でこの5月から後輩に道を譲ることになってしまった。

 最終回前の放送では「(レギュラーではなく)準レギュラーみたいな私なのに」と自戒しながらも、自分あてのメールが休み中にたまっていたのを評して、「今の時代のニーズに合っているんだよ」と言った際には、場の空気がギクシャクした。

 最終回で佐藤すみれが「このラジオが終わって、(私は)ヒマになってしまうかもしれないですネ」と思わず口走っているように、同じAKBメンバーであっても仕事の多い少ないの差は歴然。今のところ勝ち組の指原は羨望の視線を集めるだろう。しかし、一方の本人は、そういう視線に慣れていないヘタレキャラ。そんなキャラクターが人気を集め、独り歩きしているところで、本人の本来の性格との間に齟齬が生じた結果としてのブログでのダウナーなコメントなのだろう。

 だが、本当の人格と、創られたキャラクターとの差異に悩むアイドルは過去にもあまた居た。ブログで吐露できるだけ、現在のアイドルは幸せなのかもしれない。