2011年9月16日金曜日

“真っ黒”紳助さん高笑い?TVがオンエアできない深刻なワケ

芸と私生活は関係ない。だけど結びつけて考えるのが現代社会なのならそれは仕方ない。

元タレント、島田紳助さん(55)をめぐる報道が、相変わらず週刊誌上をにぎわしているが、紳助さんが隠遁を続ける沖縄では、報道陣が引き揚げ始めている。

 「紳助さんが滞在している沖縄・恩納村のマンションでは、テレビ各局の報道班や週刊誌などが沖縄移住の直後から24時間体制で、張り込んできた。一時は『逮捕のXデーはあるのか?』と緊張状態にあった。だが、写真週刊誌に相次いで紳助さんのシルエットが掲載されたのを境に撤収し始めています」(芸能ジャーナリスト)

 紳助さんは、沖縄を訪れて以来、マンションから一歩も出ず、ベランダにも姿を見せていないというが、「不思議な姿を見た」と話すのは、フリーカメラマンだ。

 「部屋の中にいる紳助さんの肌が、どうも“真っ黒”なんです。こっそり海岸に行ってるのかなあ。どうやって張り込みの網をかいくぐったのだろう」

 あるいは、過熱気味の報道陣をあざ笑っているのだろうか。

 一方、テレビではワイドショーはもちろん、情報番組でも、ほとんど紳助さんの動静を扱わなくなった。芸能界を引退したのだから、当たり前ともいえるが、一時代を築いたお笑い芸人の回顧番組すらない。そのワケを民放ディレクターが、そっと明かした。

 「警視庁から民放連(日本民間放送連盟)に、『慎重に扱ってほしい』と要望があった。10月から東京、沖縄でも暴力団排除条例が施行されることもあり、暴力団とかかわりのある人物が、どういう形であれ、テレビでクローズアップされるようなことは避けてほしい、ということでしょう」

 人を憎んで、芸を憎まず-という甘い考えが、通らないほど紳助さんと暴力団の交際問題は根深いようだ。