2011年5月5日木曜日

ファンが待ち望む再結成はかなわなかった伝説のロックバンド・BOOWY

残念でしかたないとしか言いようが無い。ファンとしてこれほど哀しい話はなかった。再結成してほしかった。世界で一番それを望むバンドなのに・・・

 6月11日に東京ドーム公演を予定していたロック歌手の氷室京介だが、東日本大震災の被災者支援のため急きょチャリティーイベントに変更して開催し、全編自らがボーカルをつとめていた伝説のロックバンド・BOOWYの曲を歌うことを発表した。

 「BOOWYは81年に結成され、85年に発売した『ホンキー・トンキー・クレイジー』でブレイク。以後、『わがままジュリエット』、『MARIONETTE -マリオネット-』が大ヒット。87年のクリスマスイブのライブで解散宣言をした際はNHKのニュースでも報じられ、88年4月のライブで解散。ファンは再結成を待ち望んでいた」(音楽ライター)

 とはいえ、氷室は“1人BOOWY”でほかのメンバーには声をかけなかったが、ほかのメンバー3人はそれぞれ胸中を明かした。
 「氷室とともにカリスマ的な人気だったギターの布袋寅泰はツイッターで『僕の気持ちを察してもらえないのは淋しいことです。Twitter、今日は休憩』とつぶやいた。ベースの松井常松は公式サイトで『アーティストとして、素晴らしい決断だと思う反面、一緒に活動を共にしていた仲間としては、残念でならない』とつづった。2人と対照的なのがドラムの高橋まことで、ブログに『(氷室が)何かやってくれると思っていましたので良かったです。まこと、応援してます。それぞれにやれる事やっていけばいいんだなあー』とつづり、趣旨に賛同しエールを送った」(同)

 解散後、全編BOOWYの曲でライブが行われるのは初めてだけに、ぜひとも再結成してほしかったが、「もともと氷室と布袋の音楽性が合わず、何度も解散話が浮上していた。氷室としては、布袋と同じステージに立つことができず、かといって松井と高橋だけに声をかけるわけにもいかず、1人でBOOWYを復活させるという“苦渋の決断”を下した」(レコード会社関係者)