2011年4月4日月曜日

「だったら辞めてやるよ?」『とくダネ!』小倉智昭の傍若無人にスタッフはブチギレ寸前!?

色んな価値観があっての社会だからいいじゃん。どんどん個性的になれば世の中がキッチリ回っていく事だろう。それをそれこそメディアが取り扱う程のことでもないと言えるのではないだろうか?

フジテレビ『とくダネ!』HP

「こんなもんメディアが取り上げるほどのことかねえ」

 自分の番組でそのネタを取り上げておいて突き放す。フジテレビの情報番組『とくダネ!』のキャスター、小倉智昭の得意技だ。

 昨年12月、タレント麻木久仁子とジャーナリスト山路徹氏の不倫騒動でも「こんなの放っておけばいい」と言い放ち、市川海老蔵と小林麻央の交際報道には「海老蔵さんの付き合う人をいちいち取り上げていたら大変」と冷笑。中国の毒ギョーザ(殺虫剤混入)も報道自体を批判し、亀田兄弟の騒動にも「どうでもいいよ」と言い放っていた。

 いかにも野次馬的な情報番組で多額のギャランティを受けながら、自分だけは距離を置いて上から目線の感想を述べる。これが鼻につくという声も少なくないのだが、実は番組スタッフの間でも評判は決してよくない。

 「数字(視聴率)が取れるから、みんな我慢しているけど、彼のいない席ではみんな悪口ばかり」とは数年間、『とくダネ!』でディレクターを務めたテレビ関係者だ。

「スタッフはみんな労力かけて取材しているのに"どうでもいい"の一言ですからね。大半は関係者や識者にコメントを取っているじゃないですか。小倉さんが毎回"こんなの取り上げるのがおかしい"という度に、そのコメントした人から抗議がくるんですよ。"だったら最初から話を聞いてくるな!"って」(同関係者)

 それもそうだろう。画面では、コメントした人が、まるでくだらないものに熱心であるかのように映るのだ。

 一方では自分の愛車が盗難に遭ったことを番組冒頭10分近くも割いて愚痴っている。それこそ視聴者の方が「どうでもいい」と言いたくなる。

「オンエア以外でもスタッフに対して言葉がきつい。オマエ呼ばわりは当たり前、少しでも自分の気に入らない台本だと"誰だこれ書いたの"とわざわざ人が集まっている場所で怒る。自分が読み間違えたものまでディレクターのせいにします」(同)

 極めつけは、その二言目に「だったら辞めてやるよ、と言うことです」と同関係者。自分が辞めたらおまえら困るんだろ? と言わんばかりの態度が印籠になっているようだ。

 そういえば以前、朝青龍に「星が買えればいいのにね」と発言したことを謝罪した際も、「そういう表現が私の持ち味」と弁解。「それでお詫びしろというなら司会を辞めさせてください」と加えていた。

 問題があっても「持ち味だから責めるなら辞める」とはあまりに身勝手だ。
先日、小倉はネット関連の事件に「僕はパソコンがなくても生きていける」と語っていたが、パソコンによる仕事上のトラブルがあっても「パソコンなんかに頼るからだと怒鳴っていた」(同)という。

 しかし、小倉は80年代にはパソコン入門番組の司会者をやっていた。自分のことを棚に上げるのも"持ち味"のひとつということだろうか。