2011年3月4日金曜日

「すっぴん」披露は整形疑惑を強めるだけ? 激変芸能人たちのカミングアウトラッシュなるか

すっぴんね・・・正直どうでもいいよ。人間顔じゃないっていう言葉の意味が最近本当の意味で理解する事ができてきた。ある程度までいっちゃうと外見でカバーできる許容範囲なんてたかがしれているんだなあ。

女性芸能人がブログで「すっぴん写真」をアップする現象が昨年から流行している。今年に入り、下火になるかと思いきや、全然収まる気配がない。先日も益若つばさが風呂上がりのすっぴん写真を「こんな私でも嫌いにならないでね?(´Д`)」と不安げにブログにアップ。2月13日、27日と立て続けにすっぴん写真をアップした矢口真里も、28歳とは思えないすっぴん顔に絶賛のコメントが殺到。「なんか最近すっぴんばっかですいません(笑)」と恐縮しつつも「コメントで褒めてくれるから、調子に乗ってます」とまんざらでもない様子だ。

 これまでも佐々木希、道重さゆみ、小倉優子、仲里依紗、板野友美、辻希美、安倍なつみ、優木まおみ...... 例を挙げればきりがない程、これまで数多くの女性芸能人らがブログですっぴんを晒してきたが、この「すっぴん芸能人」には2つの種類がある。ひとつは、メイク時とさほど遜色がないタイプ。もうひとつは、メイク時と比べ物にならないほど寂しい顔になるタイプだ。後者はメイクテクニックで底上げしており、整形美人ではなく努力美人なのだな、ということも如実に分かる。共感や親近感、安心感を与える効果があるだろう。普段濃いアイメイクを施してメディアに登場しているギャル系タレントに多いのがこのパターンである。一方、気になるのは前者だ。

 幼少期に芸能界デビューを果たした女性芸能人らは、当時の初々しくもちょっと「寂しい顔」の映像や画像が多数残っている。成長とともに顔も激変し、整形か、それともメイクテクニックの成せる技か、分からない状態だ。日々、整形疑惑が取り沙汰される芸能界において、その当時の面影を全く残さないほど変貌しているすっぴん写真だった場合、整形の疑いがさらに強まる可能性がある。

 たとえば、デビュー当初とは目元や鼻筋の雰囲気が随分変化した辻希美。本人はブログで「整形じゃありません!」とキッパリ否定したが、化粧を落とした素顔も10代の頃とはかけ離れている。整形否定後は開き直ったようで、第二子出産後、ブログですっぴん写真を披露する頻度もいっそう増えてきた。また、AKB48の人気者・板野友美も、小学生時代の「すっぴん」と現在の「すっぴん」が激変している一人。輪郭や鼻、細い目など顔面全体が現在とはまるで違う。

 近年、さまざまな韓国タレントたちが日本へ台頭してK-POPブームを巻き起こしているが、ご存知の通り韓国は「整形大国」。
しかも、日本よりもずっと美容整形に寛容だ。たとえばKARAのハラはすでに「鼻に注射をした」「目に手を加えた」などと整形をカミングアウト済み。女性だけにとどまらず、年明けにも、人気グループ「ZE:A(ゼア)」のグァンヒが「顔を全体に整形した」と明かし、話題になった。

 日本でも韓国でも、インターネットの普及によって、マイナーな情報でも瞬く間に広まってしまう現代。芸能人は、デビュー当初だけでなく、封印したいデビュー前の写真さえ過去の知人によってバラまかれてしまうことも少なくない。小学校・中学校の卒業アルバムや、友人しか持っていないはずのプリクラまで、検索すれば誰でも簡単に閲覧できてしまう。もはや、隠すよりもオープンに打ち明けたほうが陰口を叩かれることもなく、かえって「親近感が湧く」として女性ファンの獲得につながる可能性も高い。

 韓国のように日本でも「整形したんでスッピンもメイク時と変わりませ~ん」と告白しながらすっぴん写真をアップする女性芸能人が現れる日は、遠くないかもしれない。